子どもは無意識に洗っていない手で鼻の穴をほじったり、マスクなどで防御することが苦手で細菌が侵入しやすいです。また、鼻水が垂れたままになって炎症を起こしたり、のどの方に流れて咳が出るなどの弊害が見られます。
親は常にこどもの鼻の具合を確認し、かみ方の指導をすることが大事です。息を通りやすくするために必要なことであり、中耳炎にならないように片方ずつかむ必要があることを教えることも大事です。きつくかむと中耳炎のリスクが高くなるので、優しくかむことを教えるのもポイントです。それでも詰まって呼吸が苦しそうである場合には、吸入器を使ったり耳鼻咽喉科を受診することが大事です。